韓国ドラマでもよくあるヒロインが現代からタイプスリップして、過去の世界で皇子様と恋をする。
ありふれた設定ではありますが、中国ドラマの時代劇タイムスリップ系のドラマは基本面白い!
この物語のオープニングは、現代で人気ネット小説家 李蕓(り・うん)が、架空の世界である天聖へタイムトリップし、雲王府の跡取り娘 郡主『雲浅月』として、様々な恋や権力争いに巻き込まれて成長していく物語でしたが・・・
という結論に、拍子抜け(笑)
しかも、同じ顔の穆小七(現代)と容景(夢の中)は、まったくのつながりのない別人!
最後の終わり方は、見ていた人たちみんな唖然としたんじゃないかなぁ(笑)
しかし最後まで見て私が思ったこと。
中国ドラマの時代劇の部分は
かなり面白かったと思う!
だから、見ていても展開が早く、飽きずにどんどん先に進んでみることができるので、一気見して全体のあらすじをまとめてみたいと思います!
既にBS12で放送された番組ですが、つい最近6月14日よりまたBS12で再放送が始まりました!
そして、U-nextやamazonプライム特典でも見ることもできますよ。(2024年5月15日現在)
先をご覧になりたい方はそちらでご覧くださいね!(笑)
『雲間の月は輝きて~運命の恋人~』序章のあらすじ
クールな貴公子と破天荒なお姫様が繰り広げる、異色のラブ史劇
人気ネット小説家として活躍する李蕓(り・うん)。ある日、セレブ御曹司・穆小七(ぼく・しょうしち)に言いがかりをつけられ原稿を削除されてしまう。後日、穆小七は行方不明に。御曹司失踪事件の関与を疑われた李蕓は逃走するが、途中で頭痛に襲われ、気がつくと聞いたこともない王朝にいて、郡主・雲浅月(うん・せんげつ)になっていた。何かの間違いだと思いながら「小説のネタ探し」とあちこち歩き回る雲浅月こと李蕓。しかしそこに穆小七に瓜二つの青年・容景(よう・けい)が現れる…。一体この世界は何なのか?そして2人の関係は?愛と運命と謀略が交錯するドラマチック・ファンタジー時代劇!
引用:BS12
初まりは現代。
人気ネット小説家として活躍する李蕓(り・うん)。
彼女の描く小説が、不思議なことに実際に現実に起こる!古代の墓が見つかったり・・・と
セレブ御曹司・穆小七(ぼく・しょうしち)は、近年プロジェクトで開発していた土地に古代の墓がみつかるなど事業が難航しており、その原因が李蕓の小説に原因があると思い込みむのです!
そして、言いがかりをつけて、李蕓の原稿を削除してしまいます。
李蕓は、やるせない気持ちで怒りが収まらず、小説の中の社長が失踪と投稿。
すると、実際に穆小七が失踪・・・
追いかけられた李蕓は、『どこでもいいから私を逃がして!捕まりたくない!』と投稿することで・・・・・・
架空の世界である天聖へと話は進んでいくのです。
李蕓に、未来を予想する力があったのか・・・
何かしらの力によって、李蕓の小説の原稿の内容が現実に起こるように作用したのか・・・
そして、李蕓と穆小七の関係は?どんな関わりがあるの?
そんな伏線を残して、物語は進んでいきます。
さて、ネット小説家だった李蕓は、歴史上存在しない天聖の街へタイムトリップ・・・
架空の世界である天聖 雲王府の跡取り娘 郡主『雲浅月』として目覚めます。
夢を見ていると思った李蕓は、目覚める為に記憶喪失のふりをし、雷に打たれ元の世界へ戻ろうとさまようのですが・・・そんな簡単に戻ることはできません。
ここで、天聖朝廷における主要な勢力をご紹介
天聖の皇帝には、4人の成人した皇子がおり、朝廷を支える4つの勢力が絡み合って物語が進んでいきます。
- 皇后を輩出した雲王府
- 多大な財力を持つ栄王府
- 第三皇子を陰ながら支える冷王府
- 状況をうかがう秦王府
この物語は、天聖を治める皇族たちの継承者争いと、過去に葬られた謀略による復讐などが隣国のいざこざと絡み合って物語が繰り広げられていきます。
単なる恋愛ロマンスだけではなく、権力争いも加わり、恋愛の憎悪からくる策略で味方だと思っていたら敵側へ・・と入り混じっていく感じ・・・
単なる恋愛ドラマにとどまらず、時代劇らしく権力争いや策略がしっかりストーリー付けされているところが歴史好きな視聴者には面白いと思います。
主人公の雲浅月は、故皇帝が定めた“雲家の長女が代々皇后となる”という掟により、皇室へと嫁ぎ、皇后になることが決まっていますが、
雲浅月は、定めに逆らって太子との結婚から逃れるために、
文字もまともに読めない、争いごとやもめ事をしょっちゅう起こすなど悪い噂を流します。
ところが、ある事件の放火の現場に居合わすことで、犯人の疑惑まで被ってしまうのです。
この事件をきっかけに、現代世界にいた穆小七そっくりである容景に出会います。
容景は、見た目はイケメンですが、
- 身体が弱く
- 親族との付き合いもせず
- 冷酷で友人もいない
- 女性を3尺以内に寄せ付けない
弱美人と呼ばれています。
誰に対しても終始冷たい態度の容景ですが、雲浅月に徐々に惹かれていくにも関わらず、それを態度に出さないツンデレな様子がかなりいいですね。
そうして、雲浅月に興味を抱く第四皇子や、男主人容景の助けにより、第一皇子、第二皇子が企てた策略は失敗に終わり、二人は失脚。
そして、第三皇子の出番となります。
女主人公雲浅月を取り巻く恋愛模様
ここで、登場人物の恋愛模様を解説
女主人公 雲浅月を取り合う物語?といっても過言ではない!
はじめに出てくるのは第四皇子 夜軽染。
雲浅月に対して愛情を、素直に表現している様子は、とても純粋な感じがします。
子供のころからずっと好きだったけど、なかなか思いが伝わらず。
後に雲浅月と結婚することになるのですが、一途に思い続ける純愛度はなにより素晴らしい!
そして、それとは対照的に、寒毒を理由に雲浅月に対し頑なに冷たく接する男主人公容景。
が、しかし、そんな態度とは裏腹に、雲浅月を気にしてやまない様子が、容景の可愛いところ。
浅月との気持ちが通じあった時とのギャップが凄い!
あれだけ冷血な態度を取っていた容景が、雲浅月にメロメロになってしまうシーンは、かなりの見どころだと思います!
そして、幼い頃からお互いに想いあっていたという第三皇子 夜天逸も雲浅月にべた惚れ。
けれど、雲浅月は第三皇子の存在をまったく覚えていない。
本当に、相思相愛だったのだろうか・・とちょっと不思議に思う部分もありますが・・(笑)
雲浅月を取り巻く恋愛模様が、どう変わっていくのか!!
そこも見どころですね。
絶対見るべき『雲間の月は輝きて』第10話!ここはみどころ!
さて、絶対見るべきシーンを次はご紹介しましょう!
はじめから、お互いに惹かれあっているのがわかる雲浅月と容景。
お転婆で好き勝手し放題の雲浅月に、寒毒を理由に女性を寄せ付けない容景。
冷たい態度を取りながらも、命がけで雲浅月を助け、なにかとヤキモチを妬く容景の姿がはじめはもどかしいです。
が、
エピソード10話!
25:10から!
(↑ここ重要)
つねに本心を隠して、あれだけ女を寄せ付けず、つっかかったり嫌味を言ったりと嫌な態度をとっていたのに・・・
26:06秒!
(↑ここも重要)
ヤキモチが高じて思わずキス!!!!
しかも、噛みつくから、クチビルから血が出てる(笑)
めちゃくちゃ情熱的じゃないですか!
つねに本心を隠して、雲浅月のことが気になるのに迷惑なふりをする容景に、浅月は怒りをぶちまけます。
すると、容景は雲浅月を愛していることをやっと認めるのです!
34:54~
ここの二人のラブラブシーンも
いいなぁ。
いままでの容景のツンデレ姿とのギャップに、思わず見入っちゃいました。
トン・モンシーさん、演技が上手?それとも、実際こんな性格なのかしら?
トン・モンシーファンは
必見!!
10話は絶対見逃したら
ダメです!
『雲間の月は輝きて』後半のあらすじは?第22話のラブシーンは必見!
先ほどの10話で、雲浅月と容景が自然と惹かれあい、お互いに想いを寄せ両想いに。
が、しかし、容景の育ての親である慕容家一族を皆殺しにした主犯が、雲浅月の祖父だという証拠が出てきて・・・・
容景は、雲浅月と距離を置き始めます。
メインカップル自体が、そう簡単にハッピーエンドにはならず、親が復讐の相手かもっていうのは、よくあるパターンです。
実際には、違うんですけどね。
そして、そこに登場するのが、第3皇子夜天逸。
第3皇子は幼少のころから雲浅月と将来を約束した仲。
でも、雲浅月は李蕓がタイムトリップしたから、第3皇子のことを覚えていない。
しかも、子供のころにもタイムスリップしていて、実際には過去の記憶を思い出す・・・
(ちょっとむりやりこじつけ過ぎない?とかなり違和感だった(笑))
本当に過去に気持ちが通じ合っていたため、第3皇子は裏切られた感半端ない。
雲浅月は、容景に突き放され、第3皇子と共に行動をするものの、やっぱり自分の気持ちに嘘は付けず、容景を選びます。
純粋に雲浅月を愛していたのだとは思うのだけれど、野心しかない第3皇子には惹かれないだろうなぁ。仕方がない。
雲浅月に裏切られた第3皇子は、ひそかに謀反を起こし、その犯人を容景になすりつけるのです。
(こういうところがダメですよね)
牢屋に捕まった容景を助け、お互いの想いが通じ合った主人公二人は、二人きりでつつましやかに暮らす場所をみつけ、結婚し、ついに床入りします。
この幸せなシーンは、絶対みて欲しい!
絶対みて欲しい場面紹介はこちら!
まずは、容景の入浴シーン!
エピソード22話
36:06~
ここから、二人の甘い生活を堪能できる結婚式~床入りのシーンが始まります。
中国ドラマって、あまり夜のシーンってサラっと流すドラマが多い中、結構あからさまでびっくりしました。
この後、23話で二人の幸せな生活が続くんだけど、もうとにかくラブラブで終始イチャコラしてます。
はい。
こんなに早くハッピーエンドが来るわけないとわかっているので、好きなだけイチャイチャさせてあげましょう!
けど、やっぱり別れが来るのです。まだ中盤ですから。
なぜ、別れなければならなかったかというと、容景は現在の夜皇帝に滅ぼされた淇国の唯一の皇子だったから。
そして、弟の容楓が皇帝に捕まり、助けに行ったゴタゴタの中で、皇帝を殺害した犯人とされてしまうのです。
実際は、第3皇子が犯人なんですけどね。
実は、第3皇子は、臣下の冷王爺と蕭妃の不忠の子供。
皇帝はそれを知って、幼少から遠方の戦地へ第3皇子を追いやり、冷たかったのです。
皇帝が亡くなった後、第4皇子の夜軽染が新皇帝を継ぐことに。
月岐の公主葉倩と結婚するものの、初めから第4皇子には、雲浅月しか見えていない。
容景に裏切られたと思い込んでいる雲浅月は、やがて妊娠し、その子供を無事に産むために新皇帝夜軽染と結婚し皇后に。
って、容景の子供ってわかっていてその父親になれる?
どれだけお人よし?
これ、時代劇ドラマじゃないの?と感じる部分はおうおうありましたが、そこはぐっと我慢。(笑)
けれど、新皇帝夜軽染は、雲浅月の過去の記憶を消すことと引き換えに自分が死ぬことになります。
そして、その後の国と雲浅月を、容景に託すのです。
夜軽染と容景、一番お互いに信頼しあっていた仲ではあるかなと思うから、これはこれでありかなと思うけれど、
あれ?時代劇よね?
敵同士だったよね?
そんな簡単に、国を亡国の皇子に託しちゃうの?
と、戦国ドラマが好きな私には、理解できない部分は多かったですが、そのテキトウさがコメディちっくで面白かったです。
『雲間の月は輝きて』最終回はもちろんハッピーエンド・・だけど・・
天聖の世界では、今までこじれていた誤解やすべて解きほぐされ、 行方不明になっていた容景と雲浅月の子供も、戻ってきて、 平安な世の中に戻り、3人で幸せな生活を送ります。
このまま、幸せに3人は暮しました・・・・チャンチャン
と終われれば良かったのですが・・・
タイムトリップしてきたからには、戻らないとね?
どのように最後折り合いをつけるのかな? とワクワクしてみてましたが・・・
最後は、
李蕓が見ていた長い夢?
しかも、穆小七との出会いは
李蕓が仕組んだもの??
あれ、穆小七のことが好き過ぎて、この長い長い時代劇ドラマの夢を見たって事?
しかも、穆小七のことが好きだからと、親戚に頼んで仕組んだ出会いだった・・・
そんなの嫌われて当然な気がするのは私だけでしょうか?
騙されたと知った穆小七から、「出ていけ!」と言われ、李蕓は一人悲しく戻るのですが・・・
穆小七は、気になる小説を読みふけり最終的には李蕓を迎えに行く・・・
小説の内容に感動して感化されたの?
さっぱり、意味が分からない。
これって、現代の設定って必要だったのでしょうか?
ですが、時代劇ドラマは充分楽しめた物語であったことはたしかです!
最後の終わり方には納得はできませんでしたが、見るだけの価値はあったと思います。
ということで、ながいながい『雲間の月は輝きて』のご紹介にピリオドを打とうと思います。
みなさん、ご閲覧ありがとうございました。
雲間の月は輝きて いろんな観点からまとめています。
ご興味ある方は、こちらからご覧くださいね。
『雲間の月は輝きて』全40話のあらすじは?絶対見逃せない場面教えます!
https://asia-drama.blog/kumoma_last-558
『雲間の月は輝きて』相関図を見て理解を深めよう!序盤・恋愛編・敵味方・終盤と4つご紹介!
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『雲間の月は輝きて』みんなの感想やクチコミは辛口が多かった!その理由は?
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『雲間の月は輝きて』に出ているキャストはだれ?脇役も知りたいあなたへ!
https://asia-drama.blog/kumoma‗cast-541