中国ドラマ『龍の花嫁』のあらすじは!?恋愛もののはずがコメディドラマだった!

皆さん、こんにちは。中国ドラマ時代劇研究室へようこそ。

次に選んだ作品はこちら。

『龍の花嫁~愛の嵐は永遠に~』

龍が出てきた途端に、ファンタジーだな。海物語だな。

龍が出てくるなら壮大でCGが駆使された作品だなとの連想ゲームが私の中でタタタっと働き、見始めたドラマです。

クチコミやレビューなど一切見ず、先入観なしに見始めました!

その感想は?

えっとですね、主人公の蘇音音さん?

何この勘違いなヒロイン・・・なんだか場違い・・

という感情が頭の中にモクモクと・・・

そして、消しても消しても、またあらわれてくる!!不思議なドラマ(笑)

さて、どんなドラマに仕上がっているのか。

私の感想にご共感いただけるのか?

そんなところも感じながら、皆さまもご覧になってはいかがでしょうか?(笑)

まだ、最後までは見ていませんが・・・最後まで見れるかな・・・

という不安が出てきたドラマです(笑)

【amazon評価】 評価レビュー:★3.4  クチコミ:15件

原題名:倾世锦鳞谷雨来
国:中国
監督:ハー・ピン
ジャンル:恋愛
あらすじ:
龍の花嫁になる運命を信じる女の子と皇子が繰り広げるファンタジーラブストーリー
出演者:王潤澤、何花
放送時間:38分
エピソード:24話

『龍の花嫁~愛の嵐は永遠に~』のあらすじはこんな感じ

嵐の中、龍に助けられ誕生した蘇音音(そ・いんいん)は、“龍の花嫁”となる運命を信じ再会を待ち続けていた。一方、龍族の至宝の逆鱗を持つ寧修睿(ねい・しゅうえい)は、500年前に幼なじみのために雨を降らせ民を救うが、逆鱗を失ったため海に戻ることが出来ず、皇帝の李思(り・し)の師として暮らしていた。あるとき、皇太子としての自覚が足らぬ弟・李寄(り・き)を導いて欲しいと懇願され、寧修睿は都に住むことにする。そんな中、父の尻ぬぐいのため質屋へ向かおうとした蘇音音が、空き家だと思っていた寧修睿の屋敷に侵入し、彼に追い払われてしまう。しかし、蘇音音が落としていった掛け軸を見た寧修睿は…

引用:amazonより

まず、私にとって少し抵抗感のある女主人公蘇音音。(見てない方には先入観はいってしまうかも。ごめんなさい)

嵐の中、船の上で生まれた蘇音音は、心臓がとまっていたにもかかわらず黒龍に救われて生き返える。

そしてその時現れた黒龍である龍神に救われたと信じ、龍の花嫁になると思い込む蘇音音は、龍族の第2皇子である寧修睿と出会う。

この第2皇子である寧修睿は、500年前に自分のウロコである逆鱗を、とある少女に貸してそれを戻してもらえないことから、龍族の世界へ戻れず人間世界で過ごしているのです。

ここで、中国における「逆鱗」ってどういう意味合いを持つんだろうという疑問が・・

日本では、逆鱗に触れる」とかことわざでは、よく使うよね?

でも、実際逆鱗ってなんのことだかわからない。

調べてみると・・・

逆鱗(げきりん)とは、伝説上の神獣である「龍」の81枚ののうち、顎の下(喉元)にあって1枚だけ逆さに生えているとされる鱗のことをいう。

「竜」は、元来人間に危害を与えることはないが、喉元の「逆鱗」に触れられることを非常に嫌うため、これに触られた場合には激昂し、触れた者を即座に殺すとされた。このため、「逆鱗」は触れてはならないものを表現する言葉となり、帝王(主君)の激怒を呼ぶような行為を指して、「逆鱗にれる」と比喩表現された。

もともと、龍神といわれるように龍は神様と崇められる対象物

人を襲うということはないと信じられていたのですね。

でも、喉元にある「逆鱗」が、唯一の弱点だったのかもしれません。

このドラマでは、心臓部分に「逆鱗」が存在していて、龍族の中でも兄には存在せず、弟の第2皇子にだけ存在するという設定。

しかも、この兄弟、実は仲がいいように見せかけて、兄は弟をおとしめようとしている

自分には存在しなかった「逆鱗」を、弟が所有していたことが許せなかったんでしょうか。

兄が、陰でいろいろ操りながら弟が「逆鱗」を取り戻して海に返ってくるのを阻止しようと企んでいることが、後から色々とわかってきます。

実際には、500年前の第2皇子が幼少期の頃、友達になった少女へ「逆鱗」を渡すのですが、兄がその少女から「逆鱗」を奪おうとしてそのまま「逆鱗」は紛失してしまいます。

その後、なぜか500年後に生まれてきた蘇音音の心臓部分に「逆鱗」があるのです。

そのせいか、寧修睿と蘇音音、どちらかが危険な目に合うとテレポートしてお互いを呼び合うことに。

何度か呼び合って命を守りあううちに二人は恋に落ちていきます。

が!!!!

女主人公の蘇音音。。。

龍である寧修睿に何度か助けられ、愛されてるはず!私のことを嫌うはずがないと思い込む。

その言動や、言葉の節々声のトーン態度・・・

なんだか、品のなさにじみ出ているんですよね。

そして、そこまで綺麗でもないのに自過剰?

わざとそんな役をこなしているのか・・・

たまたま、この女優さんがミスキャストなのか・・・

よっぽど、ヒロインの友人である琳琳の方が清楚で綺麗な顔立ち

性格もさっぱりしていて気持ちがいい

だれか、この設定を説明してくれーーーーーーーーー!

そんな感じで物語は進んでいくドラマです。

『龍の花嫁~愛の嵐は永遠に~』のみどころはどこ?

さて、少し女性主人公についての愚痴が出てしまいましたが、

気をあらためて見どころについて語っていきましょう!

①逆鱗は、結局どうなるの?

龍族第2皇子である寧修睿の「逆鱗」

500年後に生まれた蘇音音の心臓部分にあるのですが、こちらを取り戻して海へ帰ろうとする寧修睿。

でも「逆鱗」を取り出すと、蘇音音の心臓は止まってしまうということに気が付き・・・

寧修睿は、生まれた世界である海の世界に戻れなくなることに。

このままだと、自分自身も弱って人間界で亡くなってしまうとわかっていても、愛する人を守るために「逆鱗」を取り戻さないのです。

そして、兄は「逆鱗」を取り戻せないように蘇音音の命を狙うように!

一応、最後にはハッピーエンドになると思うんですよね?

蘇音音は気に入らないですけど、このまま死んでしまったら物語が進まない。。。

なので、どんな展開になっていくのか

そこが見どころの一つだったりしますね。

②皇太子李寄と林林の恋の結末は?

龍でありながら人間界では、代々の皇帝の師父となり人間界の支えとなっていた寧修睿

皇太子である李寄を預かるのですが、この皇太子は蘇音音の大親友である林林に一目ぼれ

林林は、武芸にも秀でており見た目も綺麗で気立ても良い

けれど、母親がおらず将軍である父のもとで育ったから、しつけがなってないと周りから色眼鏡で見られているんですよね。

皇太子の花嫁候補などでも、母親がいないような戦場で育ったような娘はダメだといった陰口が叩かれる。

でも、皇太子である李寄は一途に林林を想い続けるのです。

そして、七夕祭の時に、民衆のいる前で花束を贈り愛の告白を!

がしかし、以前皇太子ということを隠すために宦官だとウソをついたことで、林林に「男じゃないでしょ!フラれてしまうのです。

コメディチックな場面に思わず微笑んでしまいました。

この二人が、最終的にどうなるのか!そこも見どころだと思います。

③最後にもう一つ見どころをあげるとすれば、闇落ちした莫乗風のゆくえ

序盤に、蘇音音へ求婚していたお金持ちの坊ちゃん莫乗風

しかし、蘇家へ陰謀をめぐらしたことが寧修睿の調べで発覚し、父である莫青山が投獄。

さらに投獄中の父親が心臓だけが抜かれるといった謎の変死となり、龍である寧修睿が犯人だと思い込み恨むように。

実際は、龍族兄が犯人だと思う!けれど、それで莫乗風は、闇落ちしちゃうのです。

父は、それを心配して乗風が何かしても命だけは助けてほしいと、事前に頼むのに・・・

龍族兄に利用されちゃうんだろうなぁ。

彼の最後はどうなるのか・・・そこも少し気になる点ではありますね。

そんな部分に注視しながら、今後の展開を楽しんで行こうと思います!

『龍の花嫁~愛の嵐は永遠に~』の最終回は!

結論!

蘇音音は、最後までガチャがちゃとうるさいヒロインだった!

そこ?と思われるかもしれませんが、

初めに、このキャスト配役はミスキャストじゃないのかな?と感じたくらい、ヒロインがガサツな感じでイメージ合わなかったんです。

でも、もうキャラが確率されましたね。

キスシーンも何度もあったんですが、これっぽっちもロマンスを感じないドラマは初めてで、逆に笑えてきたりします。

寧修睿の「逆鱗」が、蘇音音の心臓となっていた事で、寧修睿は海の世界へ戻ることを諦め、蘇音音の傍で生きる決意をしてプロポーズ

このドラマチックな場面は、第21話!

ラブラブなシーンなはずだったんですよ。結婚式もあげるんです。

でも、まーーーーったく萌え指数があがらない!

「子供の頃から、龍の花嫁になるのが夢だったのーーー!」

「わーい、夢がかなったーーーー!!」

っと、ヒロインははしゃぎまくるのですが・・・

まるで、幼稚園のお遊戯???をみている感覚でした(笑)

がしかし、ガチャガチャうるさいだけのヒロインの蘇音音は、自分の心臓である「逆鱗」を寧修睿へ返して倒れてしまいます。

自分の為に、寧修睿を犠牲にできないと考えたのでしょうね。

同じく寧修睿は、逆鱗を返した蘇音音に自分の心臓を与えることを決意し、皆に別れの挨拶を

そして、寧修睿は仮死状態となり、「逆鱗」は兄のもとへ

弟を妬み「逆鱗」を奪うことで征服欲を満たそうとした兄。

しかし、「逆鱗」は邪悪なものの元では、その血を喰らい、エネルギーを吸い取ってしまい兄は破滅してしまいます。

そして、世の中から「逆鱗」が隠れてしまい、世界中が干ばつの被害にあってしまうのです。

地上では、水が干上がり食料がなく民が飢えている中、生き返ったヒロインの蘇音音は寧修睿を想い、海に飛び込んで彼の元へ

すると、隠れてしまっていた「逆鱗」が寧修睿の元へ戻ってきて仮死状態から目を覚ますのです。

せっかく、「逆鱗」が戻ってきて目が覚めたのに、民の為に寧修睿が雨を降らそうとすると、龍にも戻れなくなり人の姿にも戻れないと・・・

それでも、寧修睿は民の為・・・そして蘇音音を火事から救うために、恵みの雨を大地に注ぎます。

そして、雨と一体化した精神体となり、毎年この時期に雨を降らすのです。

相手を想い、自分を犠牲にして相手を救う。

それを何度も繰り返して感動のシーンにつなげたいんだろうなぁという意図はわかるんですけど、私の一番感動したシーンは、まったく別のところでした。

私の一番感動したシーン!それは最終回の05分00秒!

最終回 24話 05:00~

闇落ちした莫乗風

お腹を減らしている子供へ食べ物を分けてやり、あどけない笑顔であやす姿が・・

この時の笑顔が、素朴で本当に素直な気持ちがあふれている。

そして、蘇音音に偶然出会い、意を決して小袋を渡す。

その小袋の中身とは!

ここ、結構泣けるシーンです。

私は泣いた

21話の寧修睿と蘇音音のプロポーズシーンや結婚シーンよりも、断然心が動いた。

ここは、見逃したらダメなところだと思います。

序盤は、なんだこの出演と感じる部分も多かったドラマではありましたが、

ラストの最終回が、なかなか良かった。

終わり良ければすべてよし!

はじめは、最後まで見ることができるか、途中不安になりながらも、

「1話30分程度で24話しかないからサクっと見れる」

「クスっと笑える場面が多くてコメディチックなドラマ」

そう思えば、あんがい面白かった!というのが私の感想です。

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