『上陽賦』最後までみて感じたこと!製作費170億円のゆくえは?絶世の美女?!?

国際派映画女優のチャン・ツィイーが、初ドラマ主演!ってことで、興味を持った『上陽賦~運命の王妃~』

BS12で放送がはじまりましたね!

少々ネタバレになるかもですが、最終回まで見て感じた事

①どこに170億もの費用が掛かったんだろう!

②そんなにみんなが惚れこむほど魅力的な女性だった??

そんな二つの観点から『上陽賦~運命の王妃~』の楽しみ方を述べていきたいと思います。



製作期間4年、そして制作費170億円!どこにそんなお金がかかったの?

1.出演料が高そうな早々たる俳優・女優のキャスト陣。

もちろん、主人公であるチャン・ツィイーの出演料が一番高かったに決まってますが、それ以外の配役キャストも早々たるメンバーだったのでは?

このドラマは、チャン・ツィイーの初ドラマ主演として企画された作品なので、キャストの選定にそうそうたるメンバーを、チャン・ツィイー自らが選んでいるんですよね。

だからなのか・・・・年齢層が高い???

そのせいか、序盤の10代設定の頃の王儇や皇子達が、むりして若い役を演じており違和感を感じずにはいられなかった。

チャン・ツィイーも、仕草や声の出し方で幼さを頑張って出してる感じはしたけれど、大人の魅力が上積みされちゃってるもんなぁ。

当時撮影した時のチャン・ツィイー年齢を調べてみたのですが、40歳?!・・・が15歳を演じるのは、それは無理があるのは当然だよね(笑)

年齢はごまかせない。

けれど、成人して様々な苦難を乗り越え成長した中盤頃からの王儇は、しっくりくるようになってきます。

はじめの10話ほどを我慢して見続けることができたら、ストーリーはとても面白いので最後まで飽きずに見ることができると思いますよ!

途中でくじけないことが大事です(笑)



2.チャン・ツィイーの衣装が凄い!

主役王儇(おうけん)を演じるチャン・ツィイーの衣装。

毎回毎回違う衣装着てない?

通常、中国ドラマって、同じ衣装を使いまわしてる気がするんですが・・・

このあたりも調べてみたんですが、68話しかないのに75着も使われたらしい。

一度袖を通した衣装は、もう二度と着ない!

そんなポリシーが徹底されていたのかしら?

衣装一つ一つみても、手の込んだ衣装ばかり。

奇抜な衣装もありましたね(笑)

衣装を見比べていくのもこのドラマの一つの楽しみ方かとおもいます。



3.エキストラの数が半端ない!

中国古代の攻城戦には目を見張るものが!

何人エキストラ集めたんだろう。ざっと1万人以上いる気がする。

調べてみたら、総勢1033人のスタッフ、55000人のエキストラが動員されていました!

砂漠での閲兵式などもそうですが、大自然の中へ撮影団が出陣し、それだけのエキストラを動員して撮影するとなると、並大抵の費用ではすまないはず。

中国の国大きさと人口の多さは、日本のNHKドラマでは想像もつかない世界ですね。

まとめ

170億円のゆくえは、

一流の役者・一流のスタッフ、そして豪華な衣装の数々、壮大なロケ地めぐりとエキストラに

消えていったということがわかりました!



そんなに絶世の美女だろうか?そこに違和感が・・・

もう一つ、ドラマを最終回まで見て感じたこと。

それは、チャン・ツィイー演じる王儇(おうけん)って、そんなに魅力的?

美女ではあるけれど・・・

王儇の周りにいる男性陣だれもかれもが、王儇の取り合い合戦みたいな感じなんですよね。

確かに、主人公なだけあって正義感に満ち溢れ、様々な苦難を乗り越えていく様子はかっこよかった。

衣装もとても煌びやかで見ていて楽しめた。

けれど、皇太子の馬子隆、第3皇子馬子律、蛮族の賀蘭箴、最後には蕭綦の手下だった宋懐恩までもが、王妃である王儇欲しさに次々身を滅ぼしていく・・・そこに違和感??を感じてしまった。

王儇=絶世の美女

絶世の美女という割りには、いわゆるクレオパトラとか楊貴妃みたいな魔性の謎めいた色気を感じなかったんですよね。

正論ばかりを述べる姿に、『チャン・ツィイー=完璧でなければならない!』という演出側の押し付け感を感じてしまったのかも。

やっぱり魔性の女は、多少の毒気が必要なのかもしれません。

逆に、私が気になったのは、どぎついキャラの王皇后様!

美しいとはとても思えない女優さんでしたが、見た目と中身が役柄にピッタリ!

印象に強く残り、素敵な配役に感じましたねぇ。

まとめ

しかし、総合して判断するに、少し無理な感は否めないけれど、あらすじ自体はとても面白く素晴らしい出来栄えであるので、一度は見ておくべきドラマだと思います!



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