『宮廷の諍い女』最終回まで全部見た!あらすじ後半は【皇后VSしんけいの闘い】

宮廷の諍い女 後半はどうなる? あらすじが一目でわかる年表 ドロドロ復讐劇!

『宮廷の諍い女』前半編は、華妃VSしんけいの諍いを中心に述べてきました。

後半編は、慈愛の仮面をかぶりドロドロとした心の内を徹底的に隠していた皇后との闘いになります。

序盤は、寵愛を受ける華妃の傲慢な態度にも、国母として徳を持ち誰にでも公平に慈愛をもって接する皇后でしたが・・・

裏では自分の地位を守るために手段を選ばない裏の顔があったのです。

後半のあらすじはいかに?!?!

皇后の悪だくみを暴いていきましょう。



【皇后VSしんけい】の闘い(後半編)はこちら

宮廷の諍い女 あらすじ後半 皇后VSしんけいの闘い年表 

後半編は、主に皇后と甄嬛(しんけい)の闘いではありますが、甄嬛の妹分だった安陵容(あんりょうよう)の裏切り行為が地味に効いているのが上記の図を見るとわかってきます。

赤文字や赤矢印で示された部分は、主に皇后派から甄嬛に仕掛けられた罠や策略。

そのうち、皇后の陰謀の実行役として画策した安陵容の行為を紫で示してみました。

皇后の駒として策略を仕掛けた安陵容

入宮当時、甄嬛(しんけい)と沈眉荘(しんびそう)の妹分として、控えめで大人しかった安陵容でしたが、彼女たちの絆の深さに疎外感を感じ、劣等感から二人を妬む心が芽生えるように・・・

皇后に弱みを握られ、皇后の駒として動いていただけでなく、個人的な妬みが重なって小さいながらも姑息なジャブ打ちを甄嬛らに仕掛けていきます。

29話:華貴妃の仕打ちにより流産した甄嬛。その原因の一つが安陵容の仕込んだ麝香入り軟膏だった。

37話:甄嬛と沈眉荘の仲を引き離そうと画策

45話:父親の投獄を妊娠している甄嬛の耳に入るよう仕向けてショックを受けさせる

表立って見えなかった安陵容の仕業に、徐々に甄嬛は気づき始め距離を置くように。

しかし、大親友である沈眉荘を死に追いやった安陵容を許すことができない甄嬛は、

安陵容が寵愛を得るために利用した媚薬や麝香を使った甄嬛への裏切りを暴き、死に追いやるのです。

安陵容の死因は?

敵対する妃賓の寵愛を奪うために皇后から利用された安陵容。

寵愛を得ても皇后から懐妊することを禁じられ、避妊薬を飲まされ子供を授かることができませんでした。

特技である歌で寵愛を得たとしても、周囲からの妬みで声を潰され、しまいには媚薬を利用して寵愛を得るまでに。

あるとき、父の不正が発覚し、皇后の策で懐妊を促す薬を服用し妊娠しますが、避妊薬を飲み続けていたことで妊娠に耐えることができない身体になっており、5か月目で流産するのです。

その後、媚薬の利用や麝香を使った甄嬛への裏切りが発覚し冷宮で幽閉されることに。

そこで、杏仁の実を大量摂取し『皇后が皇后を殺す』という謎の一言を遺して自害します。

安陵容の死因。直接的な理由は、杏仁によるシアン化合物の大量摂取ですが、

実際には後宮内の策略と陰謀に翻弄されたことが一番の原因だったと言えるのではないでしょうか?

皇后の策略と陰謀とは!雍正帝の子供を殺し尽くした謀略家

皇后の本当の姿

表向きは理解ある公正な後宮の主として振舞う一方で、裏では自分の地位を守るために手段を選ばない。

それが皇后の姿でした。

安陵容が最後に発した謎の一言『皇后が皇后を殺す』

この言葉から、甄嬛(しんけい)たちは皇后が姉である純元皇后を殺したのではないかと疑いを持ち始めます。

当時、雍親王である胤禛の側室だった皇后は懐妊し、男子を産めば正室として嫁ぐはずだったのです。

しかし見舞いに来た姉の純元に、胤禛は一目惚れ。純元を正室として迎え入れてしまったという経緯が。

皇后はその後男児を産んだが3歳になる前に死亡してしまう。

その苦しみから、姉の懐妊が許せず調子の悪い純元皇后の世話をしつつ毒をもって殺害してしまったのです。

その後も、懐妊した富察貴人を流産させ、第三皇子の生母である斉妃を自死に追い込み、自らが第三皇子の母となり皇太后の座を狙います。

甄嬛が後宮に戻ってからは、争いが激化し、祺貴人を使って”後宮裁判”を引き起こし、甄嬛の子を葬りさろうとします。

まさに、

雍正帝の子供を殺し尽くした謀略家

それが皇后の本当の姿でした。

皇后の最後の姿

実の姉である純元皇后を毒殺した皇后。

雍正帝より「朕と皇后は死んでも見(まみ)えぬ」と言い渡され、事実上の離別を宣告し景仁宮へ送られます。

雍正帝が病に倒れた際も面会を拒絶された皇后。

崩御された知らせを聞き、泣きはらして目を患います。

あれだけ品位高く美しかった皇后が、白髪交じりになりやせ細った様子(もともと細かったけど)は見ていられないかなと思いましたが、それでも美しいと感じるのは私だけでしょうか。

史実に合わせる為か、雍正帝の子供を殺し尽くした謀略家ではありましたが、皇后としての地位は廃されず残ります。

しかし、「朕と皇后は死んでも見(まみ)えぬ」という言葉の通り、先帝と同じ墓に入れず、妃嬪の墓に入れられると告げられ、翌日目を開けたまま死んでいるのが見つかるのです。

最終回!!!甄嬛(しんけい)最後の復讐!

副皇后まで上り詰めた甄嬛(しんけい)

権力の座を手にしても本当に欲しいものを得ることができませんでした。

愛し合う人と添い遂げることができず、残虐な雍正帝からの命令で愛す人を毒殺せねばならぬ苦しみを味わった甄嬛(しんけい)

最後の復讐で、慢性的な毒で息絶え絶えの状態の雍正帝にすべてをぶちまけます。

旧情を思い出し四郎と呼んでくれと頼む雍正帝へ、

『昔の甄嬛は死んだ。あなたが葬った。』

『温実初の娘(静和公主)がこれほどあなたに愛されるとは』と眉荘の仇をとり、

最後には、『あなたに触れられる度 吐き気がしました』と言い放つ。

静かにたたみかける一言一言が重くのしかかり、雍正帝は激高し息絶えます。

復讐を果たした甄嬛の叫び

『陛下がーーー  崩御された』

涙するこの一コマで、私は全身鳥肌が立ちました。

自分の人生を雍正帝と後宮にささげた甄嬛。

本物の愛を得たのもつかの間l最愛の人を葬らなければならない苦渋の選択を余儀なくされた甄嬛。

最後の最後には、みんなの仇を取ったのです。

最後はハッピーエンド

雍正帝の崩御後、甄嬛(しんけい)は聖母皇太后へ。

たった12年しか経っていないはずですが、入宮当時の可愛らし気のあった姿とは打って変わり、化粧の濃さが尋常ではありません(笑)

権力の強さを衣装と化粧であらわされている様子がおもしろいところです。

甄嬛役の孫儷(スン・リー)が、もともと若くて美しい女優なので、年齢を重ねた役柄を演じるのは少し無理がありますね。

この物語は、後宮という壮絶な爭いの中、純粋であどけなかった主人公の甄嬛が、忍耐に忍耐を重ね、段々と感情を表に出さず肝が据わった女性へと変貌していくドラマでしたね。

結末としては、

本来は果親王の子である第6皇子の弘曕を、果親王の跡取りとして継がせることを乾隆帝へ約束させます。

これで、甄嬛の果親王への愛が成就されたと言えるのでしょう。

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